米国の覇権体制が壊れていく姿を取り上げその中で日本が進むべき道を提示する。日本の歴史と伝統に裏付けされた和の精神相互信頼のレベルの高さ等、欧米中とは違う-特徴を生かし世界の精神的中心になる必要性を説く。
覇権の条件を述べ、また国際政治を考える原理で地政学・地経学・リベラルリアリズムなどの考え方を述べている。現在の国際問題であるテロシズム、宗教・文化-紛争や社会主義の崩壊の原因を考察している。
今後の世界の動向を考察し、米国の衰退で日本の役割が重要なことになると見ている。
著:津田慶治
※2006年に出版した書籍を電子化したものです。